【愛しい人から最後の手紙】実話?「手紙」をめぐる純愛ストーリー

1通の手紙が現在と過去をつなぐ。「禁断の恋」を描く超ロマンチックなラブストーリー「愛しい人から最後の手紙」は、現在Netflixで配信中!(2021年8月1日時点)

「これって実話なの?」と気になった方のために…。当記事では、映画「愛しい人から最後の手紙」について詳しくご紹介いたします。

【愛しい人から最後の手紙】実話?

残念ながら(?)、映画「愛しい人から最後の手紙」は実話ではありません

原作は、イギリス人ジャーナリストで作家のジョジョ・モイーズの恋愛小説「The Last Letter from Your Lover」(2012)。もちろんこちらもフィクションです。

ジョジョ・モイーズさんといえば、映画化されて大ヒットした「世界一キライなあなたに」の原作者としても有名。「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズでおなじみのエミリア・クラークと「あと1センチの恋」のサム・クラフリン共演の感動ラブストーリー映画として話題になりました。

【愛しい人から最後の手紙】インスパイアしたできごととは?

「恋愛小説の名手」として知られるジョジョ・モイーズさんが手がけた小説「The Last Letter from Your Lover」は、フィクションではありますが、実は彼女をインスパイアしたできごとが

それは、カフェでふと耳にした女性たち会話。彼女たちは、女性の中の1人が受けとった男性からメッセージを読みながら、その男性が彼女に気があるかどうかについて盛り上がっていたとのこと。

そんな会話を聞きながら、モイーズさんは彼女の(ゴージャスな)20代のいとこが「今までラブレターをもらったことがない」と言っていたのを思い出しました。モイーズさんは「もしかすると私の世代がラブレターを書く最後の世代になるかもしれない」と感じたのだそう。

この時「古き良きロマンス小説を書きたい」という衝動に駆り立てられたのがきっかけで、本作執筆にいたりました。

「フェイスブックやテキストメッセージとは感情的な影響が違うと思うの。手紙のように、リボンで束ねて箱の中にしまっておこうと思うほどの喜びは得られないでしょ。」とモイーズさんは語っています。

参考:“The Last Letter from Your Lover,” a novel by Jojo Moyes|CBS NEWS

【愛しい人から最後の手紙】あらすじ(ネタバレなし)

映画「愛しい人から最後の手紙」は、1965年の過去と現在を交互に描きながらストーリーが展開します。ネタバレなしのあらすじはこちら↓

■現代(エリー・ヘイワース)のストーリー
新聞社で記者として働くエリーは、調べていた資料の中から1通のラブレターを見つけます。その手紙の内容に興味をもった彼女は、ラブレターを交わした男女がどのような結末を迎えたのか調べることにします。

■過去(ジェニファー・ウッドリー)のストーリー
交通事故のため記憶をなくした人妻ジェニファーは、ひょんなことから本の中に隠されていた手紙を見つけます。そこに書かれていた内容から、彼女は自分がある男性と恋をして文通していたことを少しずつ思い出していきます。

【愛しい人から最後の手紙】感想と見どころ

好みもありますが、とにかくストーリーがロマンチック。原作者モイーズが意図したとおり「古き良きロマンチック」な作品です。王道のラブストーリー映画が好きな方は楽しめるはず。

不倫×純愛という観点からだと、1995年の映画「マディソン郡の橋」のような作品。ラブレターを見つけた記者が真実の愛の物語を追いかける…という展開からでは、アマンダ・サイフリッド主演の「ジュリエットからの手紙」を思い出しました

ロマンチック度でいうと「きみに読む物語」と筆頭するのではないでしょうか。

【中古】DVD▼きみに読む物語▽レンタル落ち

現在と過去をつなぐ演出

恋人との悲惨な破局により恋愛に消極的になってしまったエリー。一方で、夫がいながらも別の男性と恋に落ちてしまったジェニファー。時代も状況もまったく異なる2人のストーリーを、 わずかに重ねた演出が見どころの1つ

例えば、エリーとジェニファーの洋服だったり2人の部屋だったり。「言われてみれば確かに」というほど微妙に2人がリンクしています。

ジェニファーのストーリーから学び勇気づけられたエリーと、エリーの後押しにより思わぬ結末を迎えたジェニファーとのつながりが、視覚的にも伝わる粋な演出ですね。

キャストが地味に豪華

本作のキャストにも注目。

エリーを演じるのは、イギリス人女優のフェリシティ・ジョーンズ。出演作は「博士と彼女のセオリー」「インフェルノ」、「スター・ウォーズ」シリーズの「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」など。

ジェニファー役には、「きっと、星のせいじゃない。」や「ダイバージョン」シリーズのシャイリーン・ウッドリーがキャスティング。意外にも(?)60年代のファッションがよく似合う!

ジェニファーの秘密の恋人アンソニーを演じるのは、「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」のカラム・ターナー。イケメンで一途なアンソニーを好演しています。

結局は「不倫」なのでは?

関係が冷めきっていたとはいえ、夫がいたジェニファー。不倫を美化してしまったような本作に、不快感を感じる方もいらっしゃるかも。

はじめは夫の仕事相手。そこから一緒に時間を過ごしながら、2人がお互いに惹かれていく様子がとてもロマンチック。「でもやっぱり不倫だから、感情移入できないよ〜」という感想も見受けられました

そこは人それぞれで意見が分かれるところ。いろんな視点で見て楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

まとめ

映画「愛しい人から最後の手紙」に込められた原作者の想いや、作品の見どころなどについてご紹介しました。

ぜひ次回ご覧になる時の参考にしていただけると嬉しいです。

アンソニー役カラム・ターナー出演の映画「EMMAエマ」の見どころについての記事はこちら↓からチェックできますよ♪

映画【EMMAエマ】つまらない?作品がもっと面白くなるポイント6つ
まるでおとぎ話のような映像に思わずため息が…。映画「EMMAエマ」は、大ヒットドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアーニャ・テイラー=ジョイが主演を務めたことでも話題になりました。ただ「作品を観たけど、あまり好きじゃなかった」と感...

最後まで読んでくださりありがとうございました。