映画「ワンダーウーマン」を復習!ネタバレあらすじ・キャスト・結末

新型コロナウィルスの影響で公開延期となっていた映画「ワンダーウーマン1984」が、いよいよ12月18日に日本で公開されることに!ここはぜひ、2017年に公開された映画「ワンダーウーマン」を観て次作品に備えていただきたいところですが、

  • とりあえず「ワンダーウーマン1984」だけを楽しみたい
  • 以前に前作「ワンダーウーマン」観たが、内容を忘れてしまった

という方もいらっしゃることでしょう。(本当はぜひ作品を観ていただきたいのですが)

そこで今回は、2017年に公開された映画「ワンダーウーマン」を、

作品情報→あらすじ(ネタバレなし)→あらすじ(ネタバレあり)

という順番でご紹介いたします!

なお、当記事にはネタバレ内容が含まれていますので、知りたくない方はご注意くださいね。

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作品情報・キャスト・あらすじ(ネタバレなし)

原題:Wonder Woman

製作年:2017年

製作国:アメリカ

上映時間:141分

配給会社:ワーナー・ブラザース

アメコミの大手【DCコミックス】の人気作品「ワンダーウーマン」初の実写版映画。DCコミックスのヒーローたちが実写映画でクロスオーバーし、同じ世界観を作り出すシリーズ「DCエクステンデッド・ユニバース」の4作目でもあります。

監督を務めるのは、映画「モンスター」のパティ・ジェンキンス。世界60カ国以上で公開され、世界興行収入8億2184万ドルを記録し、女性監督作品としては歴代1位に輝きました。

映画「ワンダーウーマン」キャスト

ワンダーウーマンを演じるのは、イスラエル人女優のガル・ガドット。ミス・イスラエルにも選ばれたことのあるガルの美しく聡明なワンダーウーマン役が話題になりました。モデルとしてデビューし、「ワイルド・スピード」シリーズなどに出演しています。

その他のキャストはこちら。

ガル・ガドット(ダイアナ/ワンダーウーマン)・クリス・パイン(スティーブ・トレバー)・ロビン・ライト(アンティオぺ)・コニー・ニールセン(ヒッポリタ)・デビッド・シューリス(パトリック卿)・ダニー・ヒューストン(ルーデンドルフ総督)・エレナ・アナヤ(イザベル・マル博士)・ユエン・ブレムナー(チャーリー) ほか

【ネタバレなし】あらすじ

女性だけが住む島でアマゾン族の王女として育ったダイアナ。幼い頃から戦士になることを夢見て修行に励む日々を送っています。ある日、島にパイロットのスティーブが不時着。外の世界では戦争が起きていることを知り、世界を救うためスティーブと共にロンドンへと旅立ちます。

映画「ワンダーウーマン」ネタバレあらすじ

それでは、映画「ワンダーウーマン」のストーリーを、4つのパートと結末に分けて解説します。

以下の内容にはネタバレも含まれますので、映画をご覧になっていない方はご注意ください。

Part1【ワンダーウーマンの生い立ち〜出発】

女性だけが住むセミスキラ島で、アマゾン族の王女として育ったダイアナ。幼い頃から戦士になることに憧れていましたが、母親であるヒッポリタ女王はダイアナの身を案じ反対します。ヒッポリタ女王はダイアナにある伝説を語ります。

「万能の神ゼウスは人間の男を創造。しかし人間に嫉妬したゼウスの息子アレスが、人間の心に邪悪な感情を与えたため、人々は争いを始めました。そこでゼウスは、争いを止めるために女を創造します。争いは収束し、ゼウスはアレスを封印。アレスが復活する時に備えてある島に神を殺せる剣『ゴッドキラー』と共に女たちを住まわせることにしました。その女たちがアマゾン族なのです。」

この伝説を聞いたダイアナはますます戦士になりたいと思うように。ヒッポリタ女王の妹で最強の戦士アンティオぺから武術を習うダイアナは、自分の強烈なパワーに気付きます。やがてダイアナは強靭な戦士へとなるのでした。

そんなある日、セミスキラ島にスティーブ・トレバーが不時着。彼を追ってきた武装兵士たちが、アマゾン族に攻撃し戦闘となります。銃撃を受ける女戦士もいましたが、彼女たちの優れた戦闘技術でアマゾン族は勝利。しかし、アンティオぺは銃弾を受けて死んでしまいます。

ダイアナはスティーブ・トレバーから、外の世界では戦争のため多くの人々が亡くなっているという事実を知りショックを受けます。戦争がアレスの仕業だと確信したダイアナは、「ゴッドキラー」、盾、ヘスティアの縄を手に入れスティーブと共に島を旅立ちロンドンへと向かうのでした。

ポイント

ダイアナが持ち出した「ヘスティアの縄」は、ワンダーウーマンを最も象徴する武器として知られています。黄金に光る縄は、ちぎれることなく無限に伸縮。これに捕らえられた人は真実を話すという力を持っています。また、ダイアナが身につけているブレスレットは、どんな攻撃も弾き返すことができます。

Part2【ロンドン到着〜戦場への準備】

ロンドンに到着したダイアナとスティーブ。すぐに戦場に行きたがるダイアナでしたが、スティーブの目的は、ドイツ軍の博士から盗んだノートの内容をイギリス軍の首脳部に伝えること。そのノートには、博士イザベル・マルとルーデンドルフ将軍が強力な毒ガスを開発していることが記されていました。しかし首脳部からは相手にされず、2人は締め出されてしまいます。

ルーデンドルフ大佐がアレスだと思ったダイアナは、スティーブと単独で前線へ向かうことに。途中でスティーブの仲間が加わり、さらにパトリック卿から援助の申し出を受けます。これで戦場への準備が整いました。

Part3【戦場にて〜世界を守る聖戦】

前線に到着したダイアナは、戦争の凄まじい光景に衝撃を受け心を痛めます。しかも、両軍ともに相手の銃撃を避けるため、塹壕に隠れたまま進めない状態。痺れを切らしたダイアナは、1人でドイツ軍の方へ突き進みます。銃撃を受けますが、ブレスレットと盾で弾き返しますが、集中攻撃を受け動けない状態に。そこへスティーブや仲間たちが彼女を援護し、後に続きドイツ軍に突撃。他のイギリス兵も参戦し、ドイツ軍を打ち破ります。

その後もダイアナは、スティーブたちと共にドイツ兵を倒しながら占領されていた村を解放。翌日、ルーデンドルフ大佐とイザベル博士のいる基地へと侵入します。ダイアナはゴッドキラーでルーデンドルフ大佐を殺そうとしますが、スティーブに制止されます。しかしその隙に毒ガスが発射され、ダイアナたちが解放した村が壊滅してしまうのでした。

Part4【それが人間なんだ】

生き絶えた村人たちを見て怒るダイアナは、基地の司令塔にいたルーデンドルフ大佐に戦いを挑みます。強化ガスを吸い込み強くなっていた大佐でしたが、ダイアナのパワーには勝てずにとどめを刺されます。大佐こそがアレスで彼を殺せば人間から悪意が消えると信じていたダイアナでしたが、彼を殺しても戦争が終わる気配はありません。

ダイアナは、戦争はアレスにより起きているのではなく、人々の心の中にある悪によるものだと悟り愕然となります。このままではロンドンが毒ガス攻撃されてしまう、と言うスティーブを助ける気にもなりません。そんなダイアナを残し、人々救うためスティーブは仲間と一緒に毒ガス輸送機の破壊に向かいます。

結末【私は愛を信じる】

スティーブが去るのを見送ったダイアナの前に、パトリック卿が現れます。実は彼こそがアレスだったのです。アレスは人間の中の悪の心を利用して戦争を起こしていたことを語ります。ダイアナはゴッドキラーをアレスに突き付けましたが剣は消滅してしまいました。

アレスはダイアナに、剣ではなく彼女こそがゼウスが作ったゴッドキラーであることを伝えます。そして共に愚かな人間たちを滅ぼそうと申し出たのでした。もちろんダイアナはアレスの申し出を拒否。アレスに戦いを挑むダイアナですが、なかなか歯が立ちません。

一方スティーブは、自らを犠牲にして毒ガスを乗せた爆撃機を爆発させます。彼がダイアナに残した言葉は「僕は今日を守る。君は世界を守れ。」。ダイアナは、スティーブの言葉と愛を信じる力でアレスに打ち勝つのでした。そして世界は平和へと向かいます。

映画「ワンダーウーマン1984」に期待!

映画「ワンダーウーマン」の続編として12月18日に公開が予定されている「ワンダーウーマン1984」。監督を務めるのは、前作と同じパティ・ジェンキンス監督。ワンダーウーマン役も引き続きガル・ギャレットがキャスティング。しかも、前作でダイアナと共に戦ったクリス・パイン演じるスティーブが再登場するとのこと。どのような展開になるのか、ますます期待が高まりますね。

今回の敵は、禁断の力を手にして陰謀を企てる実業家マックス(ペドロ・パスカル)。しかも、ワンダーウーマンを超えるスピードとパワーを持った正体不明の敵チーターも登場。果たしてワンダーウーマンは今回も悪に打ち勝つことができるのでしょうか?世界を救うために最強の戦士が失うものとは?

前作と同様、迫力ある戦闘シーンは見応えありそう。できれば劇場で観たいものです。

まとめ

映画「ワンダーウーマン」の作品情報、あらすじ、キャストなどをご紹介しました。

続編「ワンダーウーマン1984」を観たいけど前作を観る時間がない!と言う方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございました。