Netflixの大ヒット映画「好きだった君へのラブレター」の3作目の配信がいよいよスタートしました。「できるだけ早く観たい!」と思うものの、前作がどのような内容だったか覚えていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで今回は、1作目「好きだった君へのラブレター」について
- あらすじ(ネタバレなし)
- ネタバレあらすじ結末
- 登場人物・キャスト
これらについて解説していきます。
なお、当記事にはネタバレ内容が含まれていますので、作品をご覧になっていない方はご注意くださいね。
contents
【好きだった君へのラブレター】基本情報
2018年にNetflixにて配信されたロマンティック・コメディ映画「好きだった君へのラブレター」。原作は、アメリカの人気小説家ジェニー・ハンの小説「To All The Boys I’ve Loved Before」。
基本情報はこちら。
邦題:好きだった君へのラブレター
原題:To All the Boys I’ve Loved Before
製作年:2018年
製作国:アメリカ
上映時間:99分
監督:スーザン・ジョンソン
キャスト:ラナ・コンドル、ノア・センティネオほか
【好きだった君へのラブレター】あらすじ(ネタバレなし)
16歳の高校生ララ・ジーンは、男性との恋愛に憧れるものの、実際に恋愛する気にはなれない内気な女の子。過去に、好きだった男の子にラブレターを書きますが、投函せずに秘密の場所に保管しています。そのラブレターの中には、姉マーゴットの元彼氏ジョッシュあても。ある日、ララ・ジーンが保管しておいたラブレターが相手に届いてしまうという事態に。
元カノのジェンと復縁したいピーターのもとにも、ララ・ジーンのラブレターが届きます。ジェンを嫉妬させてよりを戻そうと考えたピーターは、ララ・ジーンに恋人のふりをしようと提案します。
こうして2人は付き合っているふりを始めるのですが、しだいに本物の恋へと変わっていきます…。
【好きだった君へのラブレター】ネタバレあらすじ結末
それでは、映画「好きだった君へのラブレター」のネタバレあらすじを紹介します。まずは、人間関係についての相関図から
Untitled-Artworkネタバレあらすじ①:5通のラブレター
ララ・ジーン・カヴィーは、ロマンス小説好きで内気な高校生。産婦人科医の父、姉のマーゴット、妹のキティと暮らしています。母は、ララ・ジーンが子供の頃に事故で亡くなっています。
マーゴットのスコットランドへの大学進学が近づいたある日、家族はジョシュを招待して夕食を楽しみます。ジョシュは、隣に住んでいる幼なじみ。ララ・ジーンはジョシュのことがずっと好きですが、マーゴットとつき合いだしたため打ち明けることができません。
実は、好きな人ができるたびにラブレターを書いているララ・ジーン。自分の気持ちを整理するために書かれたもので、郵送はせず箱にしまってクローゼットに隠しています。
ラブレターを書いた相手は5人。
- 中学1年の時の同級生ピーター
- ホームカミングで一緒だったルーカス
- 模擬国連で知り合ったジョン
- サマーキャンプで出会ったケニー
- ジョシュ
その夜、ララ・ジーンはマーゴットから、ジョシュと別れたことを告げられます。そしてマーゴットは、スコットランドへと旅立ちました。
ネタバレあらすじ②:届いてしまったラブレター
高校2年生となったララ・ジーン。登校早々、同級生のジェンにいじわるを言われます。ララ・ジーンとは仲がよかったジェンでしたが、高校に入ってから人気者グループに仲間入りしたため、ララ・ジーンに冷たくあたっているのです。今は、ジェンのいとこのクリスが、ララ・ジーンの親友。
ララ・ジーンとクリスが、ジェンといるところへピーターが現れます。ピーターは、ララ・ジーンが中学1年生の時にパーティーのゲームでキスをした人で、ラブレターを書いた相手の1人でもあります。しかし今はジェンとおつきあい中。
数日後、ピーターから「気持ちは嬉しいけどノーだ」と突然言われたララ・ジーン。彼の手には、ララ・ジーンが隠していたはずのピーターへのラブレターが。わけがわからず気が動転して、気を失ってしまいます。ララ・ジーンが目を覚ますと、ラブレターを手にしたジョシュが。ララ・ジーンはジョシュを避けようとして、そばにいたピーターにキスをして逃げ出しました。
3人目の相手、ルーカスのもとにも届いていたラブレター。しかしルーカスはゲイ。4人目の相手ケニーの手紙は、宛先がキャンプ場だったためララ・ジーンの家に戻ってきていました。
ネタバレあらすじ③:契約成立
ララ・ジーンは、ピーターにすべての経緯を話します。ジェンに振られたばかりのピーターは、ララ・ジーンにこのまま付き合うフリをしようと提案。ジェンを嫉妬させて、よりを戻そうという考えです。
ララ・ジーンは悩みますが、ピーターの提案に同意。2人は契約書を作ります。
契約書
- キスはしない(後ろポケットに手を入れるのはOK)
- 映画「ファイトクラブ」/「すてきな片思い」2本立て
- 秘密厳守
- ピーターは毎日ララ・ジーンに手紙を書く
- ララ・ジーンはピーターと一緒にパーティーに行き、ラクロスの試合も観に行く。
- ピーターはララ・ジーンとキティを学校へ送迎する
- スキー修学旅行に一緒に行く
さっそく翌日から、ピーターがララ・ジーンとキティを学校へ送迎。ランチの時間もラブラブな2人に、みんなからの注目が集まります。
ある夜、ピーターとララ・ジーンはパーティに参加。ピーターの期待どおり、嫉妬している様子のジェン。
パーティの後、ピーターとララ・ジーンは2人でカフェへ。別れたジェンを気にするピーターに、ララ・ジーンは軽蔑気味に「不健全だ」と告げます。ララ・ジーンは、彼氏を作らない理由や母を亡くした悲しみについて語り、ピーターは、父が家を出て行ったことについて打ち明けます。
ピーターもララ・ジーンも、お互いに心の内を打ち明けることができることに驚きながらも、心地よい様子です。
ネタバレあらすじ③:スキー旅行
ピーターのことを好きになってしまったララ・ジーンは、本気になるのを恐れて彼との関係を終わらせようとします。しかし、スキー旅行に参加する約束だと断るピーター。
結局スキー旅行に参加することにしたララ・ジーンでしたが、ピーターを避けようとします。しかしルーカスから、ピーターもララ・ジーンに惚れているとアドバイスを受けたララ・ジーンは、ピーターのいるホットタブへ。仲直りした2人はキスを交わします。
「フリ」ではなく本当につき合い出した2人でしたが、幸せな時は束の間。ララ・ジーンはジェンから、スキー旅行でピーターが彼女の部屋に泊まったと聞きます。ピーターに遊ばれたと思ったララ・ジーンは、彼と別れを告げました。
ネタバレあらすじ④:悲劇…
帰宅すると、クリスマス休暇で帰国したマーゴットが。そこへ誤解を解こうとしたピーターが訪問。2人で話しているところへジョシュが登場。話し合いはこじれてしまい、居合わせたマーゴットはララ・ジーンがジョシュのことを好きだと勘違いしてしまいます。
さらに悲劇はおこります。ピーターとララ・ジーンとのホットバスでのキス動画がSNSで流出。
ララ・ジーンから本当の気持ちを打ち明けられたマーゴットは、ララ・ジーンを優しくなぐさめます。そこへキティが現れ、ララ・ジーンのラブレターを送ったのは自分だと告白。
キス動画はマーゴットの機転で消去されましたが、学校へ行くと拡散してしまったキス動画のことで嫌がらせを受けるララ・ジーン。
怒ったピーターは、周囲に大声で「これ以上噂するヤツはぶっ飛ばす」と警告します。
ネタバレあらすじ:ピーターからの手紙
ララ・ジーンは、本当の気持ちをジョシュに伝えます。彼が初恋の相手だったこと、マーゴットとつきあいだして次第に彼への気持ちが薄れていったこと、今は恋ではなくて友情だということ。
ピーターへの自分の気持ちを伝えるように、ララ・ジーンにアドバイスするジョシュ。しかしララ・ジーンは、自分からではなく相手から好きな気持ちを伝えられたいと告げます。
そこへキティが、ピーターがララ・ジーンに毎日渡していた手紙を差し出します。ララ・ジーンが捨てていた手紙を、キティが大切に保管していたのでした。ピーターからの手紙は、ララジーンに向けた愛の言葉でいっぱいでした。
ネタバレ結末
運転が苦手なララ・ジーンですが、なにかを決意した様子で車に乗りこみます。
車を走らせ、ついたのは学校。ラクロス場ではピーターが部活後の片付けをしています。
ララ・ジーンの手にはピーターへの手紙が。手紙には、ララ・ジーンの素直な気持ちが書かれていました。「あなたが好き」と告白したララ・ジーンに、ピーターも彼女のことが好きだと伝えます。2人はキスを交わし、ラクロス場を仲よく歩いて帰るシーンでエンディングとなります。
実は、エンドロールが流れる前に…
ラブレターをもらった相手の1人ジョン・アンブロースがララ・ジーンの家の訪れるサプライズなシーンもありますので、お見逃しなく!
【好きだった君へのラブレター】登場人物とキャスト
それでは、映画「好きだった君へのラブレター」の登場人物とキャストを紹介します。
◾︎ ララ・ジン・カヴィー(ラナ・コンドル)
ララ・ジーン
本作のメインキャラクター。
家族は、父、姉マーゴット、妹キティ。
ロマンス小説が大好きですが、実際に恋愛する気にはなれない内気な女子高校生。
スクラップブッキング、おかし作り、ファッション(特に韓国のビンテージファッション)が好き。
ラナ・コンドル
ララ・ジーン・カヴィーを演じるのは、アメリカ人女優ラナ・コンドル。
ベトナム生まれで、生後数ヶ月後にアメリカのコンドル夫婦の養子となりました。子供の頃はバレエを習っており、その後ダンスやコメディ、演技なども学びました。
デビュー作は2016年の映画「X-MENアポカリプス」。そのほか映画「パトリオット・デイ」などにも出演しています。
◾︎ ピータ・カヴィンスキー(ノア・センティネオ)
ピータ・カヴィンスキー学校の人気者タイプ。フレンドリーで親切。ラクロス部。
一見チャラそうなイメージですが、ガールフレンドに対しては一途で誠実。
両親が離婚して父が家を出たことで傷心。
ノア・センティネオピーター・カヴィンスキー役を演じるアメリカ人俳優/モデルのノア・センティネオ。
1996年生まれ。フロリダ出身。16歳の時にロサンゼルスへ移住。
イタリア、オランダ、ネイティブアメリカン、プエルトリコの血を引いているとのこと。
俳優としてのデビューは2009年の映画「The Gold Retrievers」。その後も、「オースティン&アリー」「シェキラ!」「ジェシー!」などディズニー・チャンネルでも活躍しています。
◾︎ ジョシュ・サンダーソン(イズラエル・ブルザード)
ジョシュ・サンダーソン
ララ・ジーンのお隣のおさななじみ。マーゴットの元カレ。
礼儀正しく親切。
イズラエル・ブルザード
ジョシュ役を演じるのは、俳優イザヤ・ブルサード。
2010年のコメディドラマ「Flipped」でデビュー。映画「The Bling Ring」などに出演しています。
◾︎ マーゴット(ジャネル・パリッシュ)
マーゴットララ・ジーンの姉。頭が良くて、しっかり者。亡き母からの「彼氏とは同じ大学に行くな」というアドバイスのとおり、ジョシュと別れてスコットランドの大学へ進学。
ジャネル・パリッシュマーゴット役を演じるのは、ハワイ出身の女優ジャネル・パリッシュ。中国系の母と白人の父。
ミュージカル「レ・ミゼラブル」やテレビドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」に出演しています。
◾︎ キティ(アナ・キャスカート)
キティ
ララ・ジーンの妹。活発で外交的ですが頑固なところもあり。ララ・ジーンの秘密のラブレターを投函した張本人。
アナ・キャスカートキティ役には、カナダ出身のアナ・キャスカートがキャスティング。
ディズニー・チャンネルの映画「ディセンダント2」に、シンデレラの意地悪な姉の娘デイジー役で出演しています。
◾︎ クリスティン(マデリーン・アーサー)
クリス(クリスティン)ララ・ジーンの親友。ジェンのいとこ。とても個性的で自由奔放。
マンデリーン・アーサーカナダ出身の俳優マンデリーン・アーサーがクリス役を演じています。
出演作品は、ドラマ「ウォーレン・ファミリーの秘密」、映画「ビッグ・アイズ」ドラマ「スノーピアサー」など。
◾︎ ジェン(エミリア・バラナック)
ジェンとても魅力的で人気者タイプ。中学1年生の時に、自分が好きだったピーターにララ・ジーンがキスしたことをまだ執念深く覚えています。ピーターの元彼女。
エミリア・バナックジェン役を演じるのは、カナダ出身の女優エミリア・バラナック。
ドラマ「スーパーナチュラル」(1エピソードのみ)や「リバーデール」などにに出演しています。
まとめ
Netflixの大ヒット映画「好きだった君へのラブレター」のネタバレあらすじやキャストなどについてご紹介しました。
ネタバレストーリーをお伝えしましたが、ラブストーリーはぜひ実際の作品を観ていただきたいです!特に本作は、ストーリーだけでなくポップで愛らしい映像も魅力。3作目「好きだった君へ:これからもずっと大好き」が配信されたこの機会に、ぜひ1作目から作品をご覧になってみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。