映画【EMMAエマ】つまらない?作品がもっと面白くなるポイント6つ

まるでおとぎ話のような映像に思わずため息が…。映画「EMMAエマ」は、大ヒットドラマ「クイーンズ・ギャンビット」のアーニャ・テイラー=ジョイが主演を務めたことでも話題になりました。

ただ「作品を観たけど、あまり好きじゃなかった」と感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、映画「EMMAエマ」がもっと楽しめる見どころについてご紹介いたします!

映画【EMMAエマ】作品情報

映画「EMMAエマ」の作品情報はこちら。

【原題】Emma.

【製作国】イギリス

【上映時間】124分

【監督】オータム・デ・ワイルド

【キャスト】アニャ・テイラー=ジョイ、ジョニー・フリン、ビル・ナイ、ミア・ゴス ほか

【配給元】ユニバーサル・ピクチャーズ(英)フォーカス・フィーチャーズ(日本)

イギリスの作家ジェーン・オースティンの小説「エマ」が原作。美しさと教養を兼ね備えた主人公エマが、友人ハリエットの花婿探しに乗り出したことからストーリーが展開していきます。世間知らずで自信過剰なエマが失敗しながらも成長していく姿をコミカルに描いた作品。

監督を務めたのは、オータム・デ・ワイルド。これまで、ミュージックビデオ製作などで活躍しており、本作が映画監督デビュー作品となります。

映画批評家からは好評価を得ており「美しい映像と同じくらい甘くて面白いロマンチックコメディ。」などの声が見受けられました。

本作では、アニャ・テイラー=ジョイが第78回ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞に、衣装を担当したアレクサンドラ・バーンが第93回アカデミー賞の衣装デザイン賞およびメイクアップ&ヘアスタイリング賞に、それぞれノミネートされています。

映画【EMMAエマ】注目したいポイント6つ

それでは、映画「EMMAエマ」がもっと面白くなるポイントを見ていきましょう♪

コメディ要素

映画「EMMAエマ」の魅力は、恋愛物語でありながらも、一風変わったコミカルな作風にあります。ウェス・アンダーソンの映画「グランド・ブダペスト・ホテル」を連想させるような、独特のユーモアでいっぱいです。

「恋愛のエキスパート」として知られているジェーン・オースティンですが、洞察力があり風刺が大好きなことでも有名。もちろん小説「エマ」も、オースティン得意の皮肉たっぷりに描かれているんです。

キャラクターの表情、会話、間のとり方、音楽など、本作ならではのコミカルな表現にぜひ注目してみてくださいね。

主人公「エマ」

主人公エマというキャラクターも、本作の面白さのポイント。ただ、観る側がエマを気にいるかどうかは意見のわかれるところ。

美人で頭がいいのですが、世間知らずで自己中心的。なんでも自分の思いどおりになると思っている自信過剰なエマに「感情移入できない」という方もいるはず。

オースティンによると、エマは「私のほかには誰も好きになれそうにない」主人公であるとのこと。執筆当時40歳であったオースティンは、エマの若さゆえの未熟さにも美徳を感じていて、エマの性格に自分を重ねていたと言われています

本作では、若くて未熟なエマが、失敗をくりかえしながら成長する過程が描かれています。さらにはそこに、隣人のナイトリーが絡んでくる。他の人が言えないようなことを、遠慮なくエマに言ってしまうナイトリーとの絡みも、本作の見どころの1つと言えるでしょう。

キャスト

実力派俳優たちで固められたキャスト陣も、映画「EMMAエマ」の魅力の1つ。

Netflixオリジナルドラマ「クイーンズ・ギャンビット」で一躍話題となったアニャ・テイラー=ジョイが演じるエマは、驚くほど生意気でため息が出るほど美しい。オースティンが描きたかった「嫌われキャラ」であるエマを絶妙に表現しています。

エマの隣人で友人のジョージ・ナイトリーを演じるのは、「ブルックリンの恋人たち」「時の面影」のジョニー・フリン。温厚ながらも男らしいナイトリーを、感情たっぷりに演じていたのが印象的

個性的で心配性のエマの父役に、「ラブ・アクチュアリー」や「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」のビル・ナイ、ハリエット役には「ミュウミュウ」や「プラダ」などの広告塔としても活躍するミア・ゴスがキャスティング。

そのほかにも個性的で実力あるキャストたちが集結。エマの「縁結び」を中心とした人間模様を、テンポよくコミカルに演じています。

舞台/ロケ地

映画「EMMAエマ」の美しい映像も、注目したいポイントです。1つ1つのカメラフレームは、映画のワンシーンというよりは、それぞれがアートのように見事。

それぞれの場面ごとに、イギリス屈指の美しい場所が厳選。そのままでも十分にキレイな風景が、映画の中では息をのむほど美しいシーンとして仕上がっています

屋内のシーンも、当時のディテールを残しつつも映画「EMMAエマ」独特のカラフルな世界観を演出。何度観ても目が釘づけになってしまうほど、キュートで遊び心いっぱいな映像となっています。

衣装デザイン

映画「EMMAエマ」に登場する衣装は、カラフルでスタイリッシュ。しかも、作品が舞台とする摂政時代の服装が、かなり忠実に再現されています。

衣装を担当したのは、イギリスの舞台・映画の衣装デザイナーとして活躍するアレクサンドラ・バーン。「エリザベス」(1998)「マイティ・ソー」(2011)「アベンジャーズ」(2012)など数々の作品に携わっており、2007年に手がけた「エリザベス:ゴールデン・エイジ」では、アカデミー衣装デザイン賞を獲得しました。

映画「EMMAエマ」でオータム・デ・ワイルド監督がバーンに求めたのは「さとう漬けのマカロン、泡のようにふわふわしいて楽しい感じ」。

まずは、四季それぞれに合ったエマのカラーパレットを決めて、周囲の人や風景のカラーとのバランスを考えながら綿密に衣装が選ばれました。その日の気分で服を選ぶように、リハーサルを終えたエマ役のアニャが、そのシーンにしっくりくる衣装を選ぶこともあったそうです。

さらに面白いのは、エマが同じ衣装を違うシーンで着まわししているところ。違うレイヤーを重ねたり小物を加えたり、同じドレスでも全く違う雰囲気に。作品を観ながら、ぜひ同じドレスを見つけてみてくださいね。

音楽

映画「EMMAエマ」では、音楽も重要な役割を果たしています。俳優の演技や衣装と同様に、登場人物の気持ちやシーンの雰囲気を表現するために音楽が巧みに使用されています。

登場人物それぞれに独自のテーマや楽器があるのが特徴。

例えば、エマの豪華さを表現するためにオペラがテーマとなり、楽器はハープをチョイス。ハリエットのテーマはフォークミュージックで、ナイトリーの楽器はフレンチホルン…など。

エマがナイトリーに惹かれるにつれて、ナイトリーのテーマがエマの世界に登場。また、ハリエットのテーマであるフォークミュージックは、エマとの関係が深くなるに従って、よりクラッシック風にアレンジされています

まとめ

映画「EMMAエマ」がもっと面白くなる見どころをご紹介しました。

次回作品をご覧になる時の参考にしていただけると嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。