【徹底比較】歴代スパイダーマンをカテゴリーごとに比べてみた!

世界中で歴史的なメガヒットを記録中の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。ご覧になった方もまだの方も、この機会に歴代スパイダーマンをおさらいしてみませんか?それぞれに個性や魅力があり、比べてみると新たな発見がきっとあるはず。

ということで当記事では、歴代スパイダーマンの特徴や魅力を徹底解剖していきます。

 

これまでの「スパイダーマン」シリーズ一覧

これまでに公開された映画「スパイダーマン」(実写版は)こちら。

【初代シリーズ】トビー・マグワイア主演
『スパイダーマン』(2002年)
『スパイダーマン2』(2004年)
『スパイダーマン3』(2007年)

【アメイジングシリーズ】アンドリュー・ガーフィールド主演
『アメイジング・スパイダーマン』(20012年)
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014年)

【MCUシリーズ】トム・ホランド主演
『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年)

【カテゴリー別】歴代スパイダーマンを徹底比較!

 
 
 
 
 
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それでは早速、歴代スパイダーマンをカテゴリーごとに比較してみましょう。

プロット

あらすじの大きな違いは、トビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールド主演の「スパイダーマン」では、ピーター・パーカーがクモに噛まれてスパーダーマンになる前の様子が描写されているのに対して、MCU版ではピーターがスパイダーマンになるまでの過程の描写はなし。

さらに、アンドリュー・ガーフィールド主演の「アメイジング・スパイダーマン」は、フラッシュバックですがピーターの父親が登場する唯一の作品となっています。

ちなみに、トム・ホランド演じるスパイダーマンは、アベンジャーズシリーズ「キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー」で初登場。タイムライン的には、「スパイダーマン:ホームカミング」は、シビル・ウォー後の出来事ということになります。

性格

トビー・マグワイア演じるピーター・パーカーは、オタクで小心者。人付き合いも苦手で、学校のいじめられっ子として描かれています。本作を手がけたサム・ライミ監督によると「コミックのように現実離れしたキャラクターではなく、できるだけリアルにピーターを描きたかった」とのこと。「こういう高校生いるよね」と思わず共感してしまうようなキャラクターに仕上がっています。

アンドリュー・ガーフィールド演じるピーター・パーカーは、トビー・マグワイア版と比べると現代的でスタイリッシュ。自信家かつ積極的な面もあり、ジョークなんかも飛び出すあたりは、コミックで描かれるスパイダーマンと重なるものがあります。ただし、両親に先立たれたことに対しての怒りや闇を抱えるダークなイメージもあり。

3人の中で1番高校生らしいのがトム・ホランド演じるピーター・パーカー。トム・ホランド自身の少年らしい雰囲気に加えて、歴代スパイダーマンとしては最年少であるのも関係してるのでしょうか。

頭脳

全シリーズにおいて、【ピーター・パーカー】=【科学オタク】として描写されていますが、コミックでもピーター・パーカーの秀才ぶりはアイアンマンことトニー・スタークに匹敵すると言われています。IQレベルは250あたりとのこと。とすると、どの映画シリーズのピーターも、コミックほど秀才に描かれていないのかな?という印象です。

 
 
 
 
 
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強いて言うなら、アンドリュー・ガーフィールド演じるピーターが最もコミックに近い「天才」として描かれています。亡き父親の方式を完成させる手伝いをしたり自分のウェブ・シューターを開発したり、高校生とは思えない秀才ぶりを発揮しています。

スーツ・ウェブシューター

3人のスパイダーマンの中で、スーツのバラエティに富んでいるのがトム・ホランド演じるスパイダーマン。手作りのものを含めると、3作品で合計5着のスーツが見受けられました。しかも、アイアンマンことトニー・スタークのお手製スーツは超ハイテク。

 
 
 
 
 
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一方で、トビー・マグワイア演じるスパーダーマンのスーツはとてもシンプル。胸の上の方にある足が短めなクモのマークが特徴です。彼は自分の体の中でクモの糸を作れるので、ウェブ・シューターも付けていません

アンドリュー・ガーフィールド演じるスパイダーマンは、お手製のウェブシューターを手首に装着。クモのマークは、トビー・マグワイアのスーツよりかなり下にあり足も長めなので、ぜひ見比べてみてくださいね。

恋愛

トビー・マグワイア演じるピーターが恋するのは、“MJ”ことメリー・ジェーン・ワトソン。キルステン・ダンストが演じました。コミックで描写されているとおり赤毛で、高校卒業後は女優の道に進みます。また、恋多き女性としても知られており、映画の中でも、ピーター以外の男性数名とお付き合いしています。

トム・ホランド演じるピーターの恋のお相手は、“MJ”ことミシェル・ジョーンズ。女優ゼンデイヤが演じるMJは、容姿も性格もコミックとはかなり異なりますが、「こっちのMJの方が好き!」というファンも多いとのこと。今後の2人の展開が気になります。

 
 
 
 
 
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アンドリュー・ガーフィールド主演の「アメイジング・スパイダーマン」シリーズにはMJは登場していません。MJに代わり、女優エマ・ストーン演じるグウェン・ステイシーがピーターの恋のお相手として登場します。実はコミックで、ピーターがMJと恋人同士になるまえにつき合っていたのがグウェン・ステイシー。残念ながら、グウェンは映画でもコミックと同じ悲しい運命をたどってしまいます。

ヴィラン

 
 
 
 
 
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「スパイダーマン」シリーズに登場する主なヴィランはこちら↓。

■トビー・マグワイア主演
「スパイダーマン」→ グリーン・ゴブリン
「スパイダーマン2」→ ドクター・オクトパス
「スパイダーマン3」→ サンドマン、ヴェノム、ニュー・ゴブリン

■アンドリュー・ガーフィールド主演
「アメイジング・スパイダーマン」→ トカゲ人間リザード
「アメイジング・スパイダーマン2」→ エレクトロ、ニュー・ゴブリン

■トム・ホランド主演
「スパイダーマン:ホームカミング」→ ヴァルチャー
「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」→ ミステリオ

トム・ホランド主演の最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では、歴代ヴィランが大集合しています。

家族

両親に先立たれたピーターの家族といえば、ベンおじさんとメイおばさん。

トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版では、ベンおじさんとメイおばさん共に登場しています。トム・ホランド版ではメイおばさんのみ。

大きな違いはメイおばさんの年齢。トビー・マグワイア版では、祖母ほどの年齢であるのに対して、アンドリュー・ガーフィールド版では50代後半から60代前半ほどの年齢。さらには、トム・ホランド版では40代後半くらいのセクシーなメイおばさんが登場しています。

コミックと比べると、トビー・マグワイア版のメイおばさんが1番年齢的に近いとのことですよ。

友達

 
 
 
 
 
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映画版で登場するピーター・パーカーの友達はこちら↓

ハリー・オズボーン
ピーター・パーカーの大親友。父親であるノーマン・オズボーン(初代グリーン・ゴブリン)の死後、オズコープの社長となりますが、のちに新グリーン・ゴブリングと化します。映画では、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版で登場。

ネッド・リーズ
トム・ホランド版に、ピーター・パーカーの大親友として出てくるのがネッド・リーズ。ピーターの優しいオタク仲間として活躍しています。ちなみにコミックでは、ピーターが働く新聞会社の記者として登場。編集長秘書のベティをめぐりピーターと恋敵となります。

フラッシュ・トンプソン
アンドリュー・ガーフィールド版とトム・ホランド版で、ピーターの同級生役として出演。どちらも少し意地悪なキャラとして描かれています。

ベティ・ブラント
トビー・マグワイア版では新聞社編集長の秘書役として、トム・ホランド版ではピーターの同級生として登場するベティ・ブラント。「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」では、ピターの親友ネッドと恋仲になります。

まとめ:あなたの好きなスパイダーマンは?

歴代スパイダーマンをカテゴリーごとに比較してみました。お気に入りのスパイダーマンは見つかりましたか?同じキャラクターでもプロットから見た目までそれぞれ異なり、それを比べながら全作品を観てみるのも「スパイダーマン」シリーズの楽しみ方の1つですね。

ぜひこの機会に、初代スパイダーマンから最新スパイダーマンまで作品を見比べてみてはいかがですか?

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。