おうちで映画を観るならこれ!家庭用プロジェクターおすすめ9選

自宅にいながら、大きなスクリーンで映画を楽しみたいけれど、「どのプロジェクターを選んでいいかわからない!」という方も多いのではないでしょうか?

最近では、自宅でプロジェクターを使用する人も増えてきており、様々なメーカーから価格や機能の異なる家庭用プロジェクターが販売されています。選択肢が多すぎると、どれを選んでよいのか難しいですよね。

そこで当記事では、自宅で映画を楽しむのに最適な家庭用プロジェクターの選び方やおすすめのプロジェクターをご紹介します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

contents

家庭用プロジェクターとは?

おうち映画を楽しむなら、家庭用プロジェクターがおすすめです。家庭用プロジェクターは、自宅で映画やゲームを楽しむことを想定して設計されています。

家庭用プロジェクターの特徴は、

  • 高画質にこだわった製品が多い
  • 安価な製品も多い
  • 持ち運びしやすい

などが挙げられます。

ちなみに、ビジネス向けのプロジェクターは、オフィスで使用するのに適した設計となっています。電気をつけたままでもプレゼンできるようルーメン(明るさ)が高く、画面比率もパソコンに対応したものが多いのが主流です。

【映画におすすめ】家庭用プロジェクターの選び方

それでは、家庭用プロジェクターの選び方のポイントについてご紹介します。

パネルタイプ(投影方式)

家庭用プロジェクターには、3つのパネルタイプ(投影方式)があります。予算や映像のクオリティなどを考慮しながら選ぶといいでしょう。

【3LCD方式/液晶方式】
お手頃価格が多いのがこのタイプ。カラーが明るく見やすいのが特徴です。ただし、黒部分が締らずコントラストが低いため、細かな映像を投影する場合は気になるかも。最近では高画質タイプもありますので、解像度の高いものをチェックしてみてくださいね。


【DLP方式】
ミラーで光を反射させ投影します。コントラストが高く、液晶方式と比べて高画質。軽量で小型化しやすいのも特徴です。コスパが良い製品も多く、家庭用プロジェクターにはピッタリ。ただし、「レイボーノイズ」と呼ばれる虹のような残像が見えることがあります。


【LCOS方式】
本格的なホームシアターを楽しみたい方におすすめのタイプ。非常に画質が高く、解像度やコントラスト比にも優れています。しかし、高性能な反面、複雑な構造のため本体サイズも大きめ。高額な製品も多いのが難点です。

投影距離

プロジェクターを選ぶ際は、投影距離を必ずチェックしましょう。プロジェクターを置く位置からスクリーンまでの距離を測り、その距離に合った製品を選びます。

最もピントが合いやすい「奨励投影距離」で合わせるのが理想ですが、表示されていなければ「最大投影距離」などを参考にしてみてください。部屋が狭い場合は、至近距離からでも投影できる単焦点タイプがおすすめです。

さらに確認したいのが、台形の歪みを補正する「補正機能」です。通常であれば、プロジェクターを斜めから投影するとスクリーンに映し出される映像に台形の歪みが生じます。しかし「修正機能」が搭載されたモデルであれば、台形の歪みを自動的に補正してくれます。

上下方向だけでなく左右方向の補正機能があると、プロジェクターを斜めからでも投影できるようになりますよ。プロジェクターを設置する場所が限られている方にも便利な機能です。

接続方法

パソコン・スマートフォン・タブレットなどの機器との接続方法を確認するのも、プロジェクターを選ぶ上で重要なポイントとなります。

一般的な接続方法として、「HDMI端子」「USB端子」「無線LAN」があります。

最近のプロジェクターで主流なのが「HDMI端子」で接続するタイプです。パソコン・ゲーム機・Blue-rayプレーヤーなどと接続したい場合は、HDMI端子がたいてい必要となります。HDMIケーブル1本で繋ぐのみで、映像と音声の両方を流すことが可能。アナログ接続の「VGA」と比べるとより高画質なのも特徴です。

ただし、古いプレーヤーやパソコン、スマホ・タブレット・新しいMacBookなどにはHDMI出力端子が搭載されていないことがありますので、自分が接続したい機器がどのタイプに対応しているか必ずチェックするようにしましょう。

 

無線で接続したい場合は、Wi-fiやBuetoothを使います。最近では、無線LAN機能を搭載しているプロジェクターも多く、スマートフォンから手軽にワイヤレスで投影できる便利なモデルもあります。ワイヤレスなので見た目もすっきりしていてケーブルが邪魔になる心配もありません。

アスペクト比(縦横比)

画面の縦と横の比率(アスペクト比)も必ずチェックしたいポイント。

Netflix、Hulu、アマゾンプライムなどの有料動画配信サービス、テレビ、Youtubeなどを楽しむのであれば「16:9」がおすすめです。テレビがデジタル・ハイビジョン放送に移行される前までは「4:3」が主流でしたが、現在は「16:9」が一般的となっています。

アスペクト比「4:3」は正方形に近いサイズであるため、映画やテレビ鑑賞には不向きです。

ただ最近では、映像データとプロジェクターのアスペクト比が異なっていても、自動で変換して投影してくれるモデルもあるようです。商品説明や口コミなどをよく確認して検討してみてもいいでしょう。

解像度

「解像度(画素数)」は、映し出される映像のきめ細やかさを表示する数値のことです。解像度は、映像の画質のよさを左右する重要なポイントとなります。

4Kなら「4096×2400」、フルHDなら「1920×1080」などのように分けられており、数値が高いほど高画質な投影が可能です。

高画質にこだわりたい!という方は断然4Kがおすすめですが、価格は高め。ハイビジョンまたはフルビジョンであれば、安価なものも多く気軽に購入することができるでしょう。ただし、映画の字幕やテレビ・動画のテロップが見にくくなることもあるので、最低でもフルDH以上は欲しいですね。

明るさ

プロジェクターの明るさは「ルーメン(lm)」という単位で表示されており、投影する環境によって適したルーメンの数値が違います。ルーメンの数値が高いほど明るく、プロジェクター本体の価格も高くなります。

一般的な家庭用のプロジェクターは、100 〜2000ルーメン程度の暗めのものが多いのが特徴。

部屋を暗くして映画を楽しみたい方は、100ルーメンあれば十分です。明るい場所で投影する場合は、2000ルーメン以上のものを選ぶといいでしょう。

ただし、スクリーンの大きさやメーカーによって見えやすさに差がありますので、口コミなどをチェックしておくことをおすすめします。

コンストラスト値

画面の最も明るい部分と暗い部分の差を表すのが「コントラスト比」です。数値が大きいほど映像の明暗の差が大きく、鮮明でメリハリのある画像となります。高画質にこだわる方はコントラスト比もチェックして選ぶといいでしょう。

とはいっても、コントラスト比が高いからいえ必ずしも映像が美しいわけではありません。暗い部分がどのくらい明るくなるかの目安として見ておくといいかもしれません。

設置方法(置型・天井固定・壁固定・モバイル)

プロジェクターの設置方法には、「置型」「天井固定」「壁固定」「モバイルタイプ」などがあります。

置型は、設置スペースに余裕のあるご家庭向き。高性能ですが大きいのが特徴です。テーブルや台の上に置いて使用するだけで簡単に設置できますが、使うたびに画面の位置を調整する必要があります。

天井固定タイプを一般の家庭で使用する場合、プロジェクターが落下しないように天井を補強してから使うようにしましょう。プロジェクターを吊る金具等の購入が必要なこともあります。

壁に取り付けるのであれば、前面吸排気のタイプがおすすめ。背面に吸排気があるタイプを壁に固定してしまうと、背面が塞がれて熱がこもってしまいます。

モバイルタイプは、バッテリーが内蔵された小型タイプなので、設置場所を手軽に変えて使用できるのが便利ですよ。アウトドアのお供にも!三脚に対応したものがおすすめ。

その他のスペック

前述で挙げたポイント以外にも、プロジェクターを選ぶ時は以下のことにも注目するといいでしょう。

【内蔵スピーカー】
外部スピーカーを使用しないのであれば、内蔵スピーカーの音質も要チェックです。できるだけ性能のよいスピーカが内蔵された製品を選ぶようにしましょう。

【作動音】
映画鑑賞には、できるだけ作動音が静かなモデルがおすすめです。「静音設計」を取り入れたモデルを選ぶといいでしょう。

家庭用プロジェクターのおすすめ12選

それでは、人気の家庭用プロジェクターをご紹介します。ただし、メーカーや機種により見え方が異なります。口コミなどを参考にじっくりと選んでみてくださいね。高額なものは、一度レンタルで試してみてから検討するのもいいでしょう。

なお、今回ピックアップした製品は、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング・価格ドットコムの人気売れ筋ランキング等を参考にしています。(2020年12月22日時点)

popln Aladdin 2 (popIn Aladdin)

popIn Aladdin 2 ポップイン アラジン 2

シーリングライトに「高性能プロジェクター」と「高音質スピーカー」を搭載!1つで3役をこなす便利なプロジェクターです。家庭用の引掛シーリングがあれば、工事なしで簡単に取り付けることができるのも嬉しい!

短焦点レンズなので投影距離が短くてもOK。4畳程度のお部屋でも60インチの大画面を楽しめますよ。さらに、映画・海外ドラマ好きには嬉しい人気の動画配信サービスが勢ぞろい。Netflixやプライムビデオはもちろん、地上波や録画番組も大画面で視聴できます。

「プロジェクターは欲しいけど置き場所がない」「気軽に使えるプロジェクターが欲しい」という方ぜひチェックしてみてくださいね。

パネルタイプ DLP 解像度 1920×1080
投影距離/
画像サイズ
0.85-2.09m/
40-120インチ
設置方法 天吊り
台形補正 明るさ/
コントラスト比
700ルーメン/-
アスペクト比 寸法 47.6×14.5×47.6cm
重量 4.9kg 内蔵スピーカー

Anker Nebula Capsule II(Anker)

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350ml缶とほぼ同じ大きさのコンパクトなプロジェクター。リビングや寝室はもちろん、アウトドアなど場所を問わずにシアターが楽しめます。

本体にAndroidTVが搭載。NetflixやYoutubeなどの動画コンテンツ、そのほか幅広いエンターテイメントを他の機器と接続せずに楽しめます。しかも、動画であれば約2.5時間(Wifi利用時)連続再生が可能ですので、好きな映画も途切れることなく視聴できますよ。

あるECサイトでは「旅先で気軽に映画を観れる」「持ち運び重視ならなかなかの良品」などの口コミが見受けられました。

パネルタイプ 解像度 1280×720
投影距離/
画像サイズ
1.15-3.08m/
最大100インチ
設置方法 置型
台形補正 明るさ/
コントラスト比
200ルーメン/
アスペクト比 16:9 寸法 8×8×15cm
重量 0.73936kg 内蔵スピーカー

Leisure 470(VANKYO)

VANKYO プロジェクター 小型

コスパ重視ならこちらの小型プロジェクター。フルHDで高輝度なのに1万円台はかなりお得!しかもコントラスト比「5000:1」と鮮明で美しい映像を映し出します。

さらに、スマホ・パソコン・Pad・DVDプレーヤー・ゲーム機など幅広いデバイスに対応。SDカードやUSBメモリを介して映画や音楽も楽しむことができますよ。とりあえずお試しでホームプロジェクター購入をお考えの方にもおすすめの商品です。

パネルタイプ 解像度 1280×720
投影距離/
画像サイズ
1.3-8.1m(推奨3m)/
39-250インチ
設置方法 置型・天吊り
台形補正 明るさ/
コントラスト比
5000:1
アスペクト比 4:3/16:9/自動 寸法 22.1×16.8×8.4cm
重量 2.14 kg 内蔵スピーカー

小型プロジェクター AK-83(QKK)

QKK WiFiプロジェクター

100インチの専用スクリーンがついてこの価格は嬉しい!Wifi経由でスマートフォンとも簡単に接続できるので、気軽にホームシアターを実現。交換ケーブルも不要です。しかも最大4500ルーメンと鮮明な映像が期待できそう。

対応機器が多いのも魅力。パソコンやDVDプレーヤーはもちろん、PS4やTV Stickなどにも接続して大画面で動画やゲームを楽しめます。ECサイトの口コミでは「この価格にしてはかなり高画質」「予想以上に高機能」との声も見受けられました。

パネルタイプ 解像度 720
投影距離/
画像サイズ
1-5m/32-170インチ 設置方法 置型
台形補正 明るさ/
コントラスト比
4500ルーメン/-
アスペクト比 4:3/16:9 寸法 24.2×23.8×16.4cm
重量 1.98 kg 内蔵スピーカー

プロジェクター小型 T6(TOPVISION)

TOPVISION プロジェクター小型

お手頃な価格で多機能なのがプロジェクター初心者におすすめ。置いて使用するほかに、天井固定や三脚台への取り付けも可能(三脚台は別売)。用途に応じて使い方が選べるのが嬉しいですね。

しかも、小型なのに1080PフルHDの画像と映像にも対応。この画質でこのお値段はコスパ最強です。Amazon Fire Stick(別途購入が必要)が使用可能なため、AmazonプライムビデオやNetflixなどの動画配信サービスとも気軽に視聴できますよ。

パネルタイプ 解像度 1280×720
投影距離/
画像サイズ
3-5m/39-240インチ 設置方法 置型
台形補正 明るさ/
コントラスト比
5000ルーメン/3500:1
アスペクト比 寸法 33×23×16 cm
重量 2.16 kg 内蔵スピーカー

ホームプロジェクターTK800M(BenQ)

BenQ ベンキュー TK800M

映画鑑賞だけでなくスポーツ観戦も大好き!という方におすすめなのがBenQの4Kプロジェクター。100インチ画面で4K UHD 830万画素を実現した映像は、細部まで鮮明ではっきり。活き活きとした肌のトーンと美しい芝生の色を際立たせる「フットボールモード」では、まるで本物のスタジアムで観戦しているかのような迫力と没入感を味わえます。

ECサイトの口コミには「大変満足」「値段も画質いい」との声も。この高品質な画像精度でこのお値段はかなりお得です。

パネルタイプ DLP 解像度 3840×2160(4KUHD)
投影距離/
画像サイズ
1.50-1.65
/30-300インチ
設置方法 置型・天吊り
台形補正 明るさ/
コントラスト比
3000 ルーメン/10000:1
アスペクト比 16:9 寸法 35.3×13.5×27.2cm
重量 4.2 kg 内蔵スピーカー

プロジェクター Y30(YABER)

YABER プロジェクター

コスパの良いことでも知られる「YABER」のプロジェクター。台形補正機能がアップグレードされ、±50°のタテヨコ調整が可能に。好きな角度で投影できるので、広いスペースを確保できないご家庭にもおすすめです。

画質のクオリティも◎。リアル解像度1920×1080と画素数が高く、発色の派手さや画面の暗さなどに関係なく細かいところまでくっきりと見えます。ECサイトの口コミでも「この価格でこの画質は驚き」との声も見受けられました。

パネルタイプ 解像度 1920×1080
投影距離/
画像サイズ
 最短1.5m
/42-200インチ
設置方法 置型・天吊り
台形補正 明るさ/
コントラスト比
LED7000ml/8000:1
アスペクト比 16:9/4:3 寸法 28.5 x 27 x 11 cm
重量 4.22 kg 内蔵スピーカー

ホームシネマプロジェクター HT3550(BenQ)

ホームシネマプロジェクター HT3550

とにかく画像のクオリティにこだわる映画愛好家にはこちらのプロジェクターがおすすめ。ピクセルのぼやけも少なく緻密な描写まで鮮明な画質は、4KUHDの力を実感。さらに「CinematicColor™」テクノロジー搭載で、ハリウッド映画そのままの色を忠実に再現します。

比率「30000:1」の幅広いコントラストも魅力。暗部にグラデュエーションを出しつつも明るい部分は明るくビビットな描写。まさに映画館で映画を観ているような本物の品質を体験できることでしょう。

パネルタイプ DLP 解像度 3840 x 2160(4KUHD)
投影距離/
画像サイズ
1.13-1.47m/
(30型~200型)
設置方法 置型・天吊り
台形補正 明るさ/
コントラスト比
2000ルーメン/30000:1
アスペクト比 ネイティブ16:9
(6 種類アスペクト対応)
寸法 26.3 x 38 x 12.7 cm
重量 5.46 Kg 内蔵スピーカー

dream EH-TW7100(エプソン)

ビジネス向けはもちろん、家庭用のプロジェクターも根強い人気を誇る「エプソン」。トータルバランスに優れた家庭用プロジェクターをお探しの方に、こちらの製品がおすすめです。

4Kエンハンスメントテクノロジーで、フルHDの解像度を2倍にして4K相当の高画質を実現。ECサイトの口コミでは「部屋を真っ暗にすると驚くほど映像がくっきり」との声も。

 

レンズシフトがついているので、正面から投写しなくていいところも◎。設置場所を選ばず、用途に合わせて置き場所を選べるのが嬉しいですね。TW7100のタイプはスピーカーが内蔵されていますが、Bluetoot対応のオーディオ機器と簡単に接続することもできますよ。

パネルタイプ DLP 解像度 1920×1080
投影距離/
画像サイズ
最短投写距離約2.4m/
40~500型
設置方法 置型・天吊り
台形補正 明るさ/
コントラスト比
3000ルーメン
/100,000:1*
アスペクト比 16:9 寸法 4.1×3.1×1.57cm
重量 約6.9kg 内蔵スピーカー

*2D映像視聴時でカラーモード「ダイナミック」、明るさ切替「高」、「オートアイリス」オンかつ、ズームがワイド端の時。

まとめ

おうちで映画を楽しむのにおすすめの家庭用プロジェクターをご紹介しました。

自宅で過ごすことの多かった2020年。2021年はぜひとも映画館で映画を楽しみたいところですが、今のままだと手放しでは映画館を満喫するのが難しいのでは?という感じですね。

ぜひこの機会に、自宅で映画を満喫できるホームシアターをご検討してみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてくださいね。

最後まで読んでくださりありがとうございます。